ネクシーのクリーニングは、最終的には熟練の職人の手によって仕上げを完了します。最新の機械を導入し人の手でできなかった事も増えましたが、最後は人の手で仕上げる事でより風合い良く仕上げる事を実現しています。
地域で８０年以上クリーニングを続けてきた知恵や経験はクリーニング職人に受け継がれ、新しい機械や技術と合わさりながら日々進化を続けています。

クリーニングの溶剤は透き通るキレイな物しかネクシーでは使いません。石油から作られている溶剤は機械の中で繰り返し使われると汚れと混ざり、空気に触れて酸化する事で茶色く濁っていきます。
そうなるとクリーニング後に石油の匂いが残ったり、汚れ落ちが悪かったり、再汚染したりします。とことんキレイな品質を保つ事が当たり前と考えて溶剤のチェックを日々行っています。

ネクシーでは店舗のように対面ではありません。お客さまから「ここが汚れてる」「ここが解れている」といったやりとりが出来ない分、実店舗で実施している検品以上に細心の注意を払っています。
お客様と対話できないからこそ、一つ一つの作業にこだわってクリーニングをお受付しています。

検品中に発見した「ほつれ」「破れ」「ボタン外れ」はクリーニングの前に修理してから洗っています。
お預かりした洋服をずっと大切に着て欲しいから、できる限り修理して洋服をよみがえらせてお返ししています。

※すべてのほつれ、破れ、ボタン外れに対して修理対応しておりますが限度がございます。
※ボタン等は似たボタン等になり同一の物での交換をお約束するものではございません。

検品中に発見した「毛」や「毛玉」は専用のクリーナーを用いてクリーニングの前に除去してから洗っています。
デリケートなお洋服ほど毛玉ができやすいため、繊維を傷つけないよう一定時間丁寧に作業させていただいています。

※毛や毛玉が完全にとれている状態をお約束するものではありません。
※商品の風合いや生地に影響を与える可能性があると判断した場合は、毛玉取りを行わない場合があります。

和服の着物のシミ抜きの最先端を行く京都のシミ抜き技術を取り入れたシミ抜きをネクシーでは行っています。
どんなシミでも、ちょっとでも薄くなれば、落とせるのであれば、ありとあらゆる手を駆使してシミ抜きしています。

※時間経過し沈着したシミはキレイに落としきることはできないシミもございます。
※広範囲に渡るシミ、生地を傷めてしまう恐れがあるものは、シミ抜きを控えさせていただく場合がございます。