クリーニング店は「洗濯のプロ」なので衣類のことをよく理解し、衣類を傷めずにきれいに仕上げることができます。こちらでは家庭洗濯とクリーニングの違いについてご説明いたします。
家庭洗濯とクリーニングの違い
まず、水温の違いがありまして、汚れは洗濯する時の水の温度が高いほど、落ちやすくなっています。一般的に家庭では水道水を利用しており、季節や地域によって異なりますが、平均して20度くらいの水温です。お風呂の残り湯で洗濯する場合、浴槽に蓋をしておけば翌朝でも30度くらいになります。一方、クリーニング店では40度から最高は70度くらいの温水で洗います。また、特殊な洗剤を利用して洗うので、洗浄力は家庭のものに比べると高くなっています。
もう一つは、使用する洗濯機の違いがあります。家庭用洗濯機は水を回転させてもみ洗いする渦巻き式洗濯機が主流ですが、この方法では衣類の擦れやからみが発生してしまいます。一方、クリーニング店では業務用のドラム式洗濯機が使われていますので、タテ・ヨコの回転で均一的に洗えます。衣類をすくい上げる遠心力や叩きつけ効果に大きく差が出ますので、擦れ・からみもなくきれいに仕上がるのです。
プロが施すシミ抜き
クリーニング店では専用の機械と特殊な溶剤を利用してシミ抜きをします。シミ抜きで使用される機械は、製造メーカや機種により様々な種類がありますが、共通部分は下にバキュームがついていることです。
それは、漂白剤を筆に含ませ叩いて落としたり、水に圧力をかけたり振動させたりしてシミ抜きした時、シミや汚れを下から吸い取っているので、輪ジミにならないようになっています。繊維に合わせた溶剤で圧力をかけるなど、クリーニング店では繊維の種類や特徴、染色の状態、衣類の特性とシミや汚れ具合を判断してからシミ抜きを行っています。
ネクシーは宅配クリーニングのサービスを提供しており、シミ抜きは基本的に無料でさせていただいています。背広やブラウス、カーディガンなど様々な衣類のクリーニングを承ります。普段忙しくクリーニング店に足を運ぶ時間がないという方にはおすすめです。会員になると料金も通常料金よりも安いのでお得になります。